3・4ヵ月児を育てる母親の地震への備えを促す要因
第60回日本母性衛生学会(ヒルトン東京ベイ)
自宅で乳児と2人で過ごす時間が増加する3・4ヶ月児の母親に焦点を当て、Paton(2003)による「自然災害対策行動の社会的認知モデル」を参考に、地震への備えを促す4要因「災害自己効力感」「問題コーピング」「知覚された責任」「資源の有無」の影響を明らかにするため、調査した。結果、備えを促すためには資源として、防災関連の教育や情報提供が重要であり、地域防災の認識を強化する必要があることが示唆された。