豪雨災害で避難した生活者における女性特有の健康問題に関する実態
日本災害看護学会第24回年次大会(オンライン開催)
豪雨災害による避難生活者の女性特有の健康問題の実態を調査した結果、避難生活者全体の4割に外陰部症状が認められ、外陰炎様症状は3割に認められた。清潔保持だけでは限界があり、診断や治療に繋げる必要がある。一方、いつもより強い月経随伴症状・更年期症状が現れた者は4割弱であった。日頃のセルフケアが継続できるよう支援をするとともに、症状に応じた保健指導が求められる。