田邊 弘祐、中里 浩一、野井 真吾
運動習慣のある健常な成人男性7名を対象に、13:30から30分間の仮眠(30分仮眠条件)、13:00から60分間の仮眠(60分仮眠条件)、12:30から90分間の仮眠(90分仮眠条件)を行う条件と12:30分から90分間の安静座位(コントロール条件)で過ごす4条件(カウンターバランスデザイン)を設定した。その結果、仮眠は、体力・運動能力を改善させなかった。他方、90分間の予防的な仮眠は、実行機能の向上および前頭前野の賦活に効果的である可能性を確認することができた。