幼児期の遊び経験と精神的健康との関連
日本発育発達学会第18回大会、宇都宮大学(オンライン開催に変更)
今井 夏子、田邊 弘祐、田中 良、鹿野 晶子、田中 千晶、野井 真吾東京都内の幼稚園に通う年長児114名(男児63名、女児53名)を対象に、幼児期の遊び経験の実態を明らかにした上で、どのような遊び経験が子どもの精神的健康と関連するのかを検討した。その結果、幼児期の半年間の遊び経験は、日常生活における困難さを緩和する一要因であり、特にごっこ遊びや運動遊びといった仲間と関わる遊びが精神的健康に影響を及ぼす可能性が示唆された。