長期野外キャンプが子どもの立位制御における感覚依存性に及ぼす影響
第73回日本体力医学会大会、つくば国際会議場
板谷 厚、田邊 弘祐、鹿野 晶子、野井 真吾平坦な支持面ばかりの都市化された生活環境は、子どもたちの立位制御における感覚統合機能の適応性を損なう可能性がある。そこで、自然豊かな環境に生活場面を移す長期滞在型のキャンプを通じて、子どもたちの立位制御における感覚統合機能の適応性は向上するとの仮説を検証した。その結果、長期野外生活によって子どもの立位制御における感覚依存性の偏りが是正され、環境適応性は向上することが示唆された。