教室座席は子どもの睡眠状況に影響するのか?
日本発育発達学会第17回大会、大妻女子大学
野井 真吾、鹿野 晶子、田邊 弘祐、渡辺 晃、原 英樹、吉永 真理、樋口 重和、北村 真吾子どもの睡眠の短縮化、夜型化が問題視されており、その改善が喫緊の課題となっている。本研究では、教室座席が子どもの睡眠状況を左右するか否かを検討した。本研究の結果、対照群に比して窓側群の就床時刻が有意に早く、中途覚醒回数が有意に少なく、朝型−夜型得点が有意に高値を示した。教室座席が窓側の子どもは、良好な睡眠状況にある可能性が示唆された。