長期野外キャンプによって子どもの立位制御における視覚依存度は低下する
日本体育学会第69回大会、徳島大学
板谷 厚、田邊 弘祐、鹿野 晶子、野井 真吾自然豊かな環境に生活場面を移す長期滞在型のキャンプを通じて、子どもたちの立位制御における感覚統合機能の適応性が向上し、視覚入力に対する依存度は低下するとの仮説を検証した。対象は、民間企業が主催する長期キャンプ(30泊31日)に参加した子ども健康な9~13歳の男女21名であった。結果として、視覚依存度の高い子どもが視覚以外の感覚入力に対する依存度を高められるようになることが明らかとなった。