「読み」「書き」に苦手意識がある児童に対するICT利活用をとおした足場的支援の検討
本研究は,「読み」「書き」に苦手意識がある児童に対して,個別最適な学習の推進に向けたICTを活用した足場的支援の在り方について検討したものである。対象児に対するICT機器の段階的な指導により,学習意欲及び承認感,ソーシャルが向上したことを報告している。他方,対象児の学力に着目し,基礎学力の定着までは至らなったことを指摘した上で,有効な指導法の在り方について提案している。
個性化教育研究,第15号