小学校における協働学習推進に関する一考察-学級状態に応じたICTを活用した授業改善の検討-
本研究では,学級状態に応じたICTの利活用が,どのように協働学習を推進し,その後の学級状態に影響を及ぼすのかについて検討した。実践の結果,1回目のQ-Uの結果において,かたさ型3学級,ゆるみ型5学級の計8学級中,5学級が親和型学級へと変容した。また,親和型学級へと変容した5学級の内,4学級において学習意欲の向上が確認された。
日本教育心理学会 第64回発表論文集