ICT活用による授業改善が学級状態及び児童のスクールモラールに及ぼす影響の検討
日本個性化教育学会 第16回全国大会
本研究は,ICT活用による授業改善が,学級状態にどのような影響を及ぼすのか,また児童のスクールモラールをどのように変化させるのかについて検討したものである。学級経営指導行動尺度とICT活用指導力チェックリスト,インクルーシブ指導行動自己評定尺度,さらにICT活用頻度に正の相関が確認された。また,学級経営指導行動尺度でバランス型の教師ほど,上記項目の意識が高く,ICT活用の頻度についても高いことが明らかになった。