書字の困難がある子どもに対する合理的配慮に関する研究-学習場面におけるICT利活用を通して-
日本教育カウンセリング学会 第18回(秋田大会)
本研究は,書字の困難がある子どもに対して,客観的なアセスメントに基づいた適切な合理的配慮の在り方とその効果について検討することを目的とした。指入力やフリック入力によって,ノートテイクができるアプリを活用することで,書くことへの負担を軽減し,学習意欲が持続することが確認された。 ICTの効果的な利活用が,書字の困難に悩む児童の学習を促す結果になることが示された。