The Techniques of “Kappo” by Usuburo Takeoka and its Influence on Judo Therapy
第1回アジアスポーツ人類学会大会,国立オリンピック記念青少年総合センター
1920年、柔道接骨術が法的に公認される直前、内務省衛生局から接骨術実態調査が行われた。その実態調査に、従来接骨業・天神真楊柔術家の竹岡宇三郎が公認促進に大きな役割を果たした。竹岡の施術技術を示す史料に、『竹岡式接骨術』(1921)がある。本発表では同書を分析し、竹岡の接骨技術が柔道整復術に与えた影響を考察した。