理学療法教育における脳血管障害片麻痺の類似体験が患者の退院後の日常生活動作能力の推測に及ぼす効果
理学療法学科の学生を対象に「hemiplegiaの疑似体験」が「患者の自覚する日常生活動作困難度」を推測するにあたり、影響を及ぼすことを検討した。学生はT1年生94人(男性66名 ,女性28名、年齢18歳~20歳、平均19歳)。実験では事前アンケートを行い、学生の知識要素が均等になるように、hemiplegia疑似体験群、疑似患者介助群、コントロール群の3群に分け比較検討した。
帝京平成大学紀要 21(1); 27-34