3.11以降の福島浜通り地域で見られるジオ/電力に関する事物と一般社会の理解
日本地球惑星科学連合2017年大会
東日本大震災から6年が経ち、災害を伝承される世代が学校に上がる一方、伝える側の記憶は風化しつつある可能性がある。このため、現地の事実や記憶を改めて学び直す努力が重要となる。筆者は地元住民や専門家と協力し、福島浜通りでスタディツアーを実施している。本発表では、次世代の震災理解の実態、スタディツアーの内容、そしてそれを旅行商品化した際の成功と課題について報告する。