COVID-19パンデミックによって強化された各種オンライン授業 - 日本の地質学的名所の紹介 -
国際地球科学教育会議
地球科学や地理学で重要な巡検は、気候変動や老朽化した社会基盤への対応として教育や社会で注目されている。日本では1980年代からオンライン授業が導入され、2020年のCOVID-19拡大に伴いオンライン形式の地質巡検も増加した。本発表では、東京周辺や北アルプス、富士山など9カ所で行われたオンライン巡検の実施例や学生の反応を紹介する。オンライン形式は移動不要などの利点がある一方、実物に触れられないなどの課題も指摘されている。