助産師による褥婦の子宮底測定における触診圧の分析
第30回日本看護学教育学会(オンライン開催)
看護者による褥婦の子宮底測定では、手指で適度な圧を加えながら子宮底を触知する必要がある。その触診圧のかけ方が明確に示された教材は見当たらないため、触診圧のかけ方を習得する方法を検討するため、助産師による褥婦の子宮底測定における触診圧を数値化し、その特徴を明らかにした。結果、産褥3日目の子宮底測定における子宮底高を最終的に確定する際の触診圧は、助産師の用いる各指に均一にはかかっていないことが明らかになった。