妊婦が地震発生時から待機姿勢をとるまでの安全な移動動作の検討
第61回日本母性衛生学会(オンライン開催)
妊婦が地震発生時に安全に避難するための移動動作の条件を明らかにするために模擬妊婦に震度6弱下で、A歩幅を大きくとることを意識した前歩き、B机を支えにした横歩きを設定し、5m30㎝歩行してもらった。結果、Aは転倒の可能性は高いがBよりも早く移動することができBは転倒の可能性は低いが移動速度は遅くなる特徴が見出された。地震下の環境状況に応じて、特徴を踏まえて移動動作を選択する必要が示唆された。