幼児の食と睡眠に関する研究(9)幼児の生活時刻のパターンの違いによる母親の日常の食の差の検討
第29回日本健康心理学会(岡山), ポスター発表.
第8報に続き,子どもの生活時刻のパターンにより,母親の食事バランス,摂取頻度,料理の入手先に差異がみられるか検討した。その結果,極端な夜更かし群の朝食が他の2群より簡便であることが示された。すなわち,極端な夜更かし群は主食,副菜,主菜の摂取が少なく,菓子類・甘味飲料類を2日以上とっており,母親自身が調理した料理が少なかった。こうした極端な夜更かし群の特徴は,食習慣と睡眠習慣に関連性があることを示唆していた。※発表者:今田純雄,手島陽子,長谷川智子,福田一彦