子どもの生活時刻のパターンを「極端な夜更かし群(15名)」,「早寝早起き群(13名)」,「週末寝坊群(14名)」に分類し,その母親(42名)の食事(土日を含む非連続の3日間)の摂食率,共食率,摂取時刻の差異を検討した。母親の食事の摂取時刻は,(第7報で報告した)子どもと同様,極端な夜更かし群の母親が他の2群の母親に比べて遅いこと,週末寝坊群の母親は平日と休日の摂取時刻の違いが大きいだけでなく,朝昼食兼用食も多く,平日と休日における食事の摂り方に違いがあることが示された。
※発表者:長谷川智子,手島陽子,福田一彦,今田純雄