画像を用いた食事調査法の妥当性と実用性について:研究論文のレビュー
第26回日本健康心理学会(札幌), ポスター発表.
従来より用いられてきた食事調査法には,記録法(目安量法,秤量法),聞き取り法(24時間思い出し法),食物摂取頻度調査,影膳法などがあり,調査の精度は対象者の負担感に比例するといわれている。新しい食事調査法である画像法について,過去10年間に報告された論文から妥当性・実用性をレビューした。その結果,画像法と記録法には概ね正の相関性が認められた(妥当性あり)。実用性に関しては,女子短期大学生からは支持されていたが,中年男性勤労者からはあまり支持されていなかった。※発表者:手島陽子,竹中晃二