通常の学級に在籍する教育的支援を必要としている児童・生徒の実態を明らかにし、具体的な支援の在り方を提言する研究である。東京都で初めて都内公立小中学校約2000校、約75万人を対象とした悉皆調査実施し、実態を明らかにした。その結果、国の実態6.3%に対して、東京都の実態4.4%が明らかになるとともに、LDやADHDの重複の状況も明らかにした。これらの実態と学習内容等の関連を分析した。一方、特別支援教育の推進状況について抽出調査を実施し、状況を明らかにした。これら二つの調査結果を基に、具体的な支援の在り方や具体例を示した研究である。
・Ⅰ研究の背景とねらい Ⅱ通常の学級に在籍する特別な教育的支援を必要とする児童・ 生徒の実態及び特別支援教育の進捗状況 Ⅳ研究の成果と課題
・P3~P42までの全40ページのうち、P3~P23、p42を執筆
・栗原宏成、伊東 哲、丸 節子、川島清美、諏訪 肇