図書館における和算のワークショップをデザイン・実施するPBL型授業-大学院生が自ら見いだした教育実践に関する着眼点-
小学校,高等学校数学科教員を志望する3大学院生を対象に,和算のワークショップを題材としたPBL型授業を実践した。図書館という生涯教育の場の経験を通して,大学院生が見出した教育実践に関する着眼点は,和算と学校教育との連携の大切さ,学習者理解とその対応の大切さ,他者から教師としてあるべき姿や行動を学ぶことだった。
数学教育学会誌