思春期における親性の発達過程の実態調査-中学生の乳幼児に対する感情と親の実子に対する感情との関連-
第44回日本母性衛生学会(宇都宮市)
中学生は,乳幼児と肌と肌との触れ合いを体験する事により,乳幼児に対して肯定的感情を抱くようになる。中学生が乳幼児に対して「子どもがかわいい」という感情を抱く事は,将来結婚・子育て願望を強める事になる。父親の出生直後の実子に対する感情は直接的に,母親の実子に対する感情は間接的に影響する。