高等養護(支援)学校における知的障害児の性教育の実態
第62回日本小児保健協会学術集会抄録集(東京都)
本研究の目的は,性教育の推進を目指し,高等養護(支援)学校における性教育の実態と課題を明らかにする事である。北海道内の高等養護学校17校に質問紙調査を行い,回収率は35.3%であり,有効回答数18名(42.9%)について分析した。性教育は,学校全体として組織的・計画的に進めていく必要があるか,今後卒業後の問題を見据え,教育内容の検討と卒業後の継続した指導,教員間の必要性に関する共通認識が課題であった。