5歳児の内発性を育む環境に関する考察 −光と影の部屋での遊びの検討を通して−
日本幼児教育学会
レッジョ・エミリア・アプローチ(以下R Eとする)における環境構成・保育内容の1つである「光と影」について、重視されている「子どもと大人の双方が創造性を発揮し、美的で探求的な活動を通して共に学び、育ちあうかかわりを形成する」ことを日本の幼稚園における日常的な保育環境の中で、「意図的な継続性のない非プロジェクト的に行われる遊び」として実践する方法を考察した。