ニューラルネットワークの可視化技術を用いた軽度認知障害者の話特性について
第63回日本生体医工学会大会
幾つかの種類のニューラルネットワークが軽度認知障害を識別できる可能性があることがわかったが、何故識別できるか不明であったことから、そのネットワーク内部を可視化することで、モデルがどのようにMCI者の話を健常高齢者のそれから識別しているかを示した。Grad-CAMによる単語の意味、品詞列に着目した分析及びアテンションエンコーダによる単語間の関係性の強さの分析を行い、語彙面での特徴、文構造面での特徴を幾つか抽出した。