中学生における血清レプチン値と動脈硬化関連指標との関係(査読付)
中学生の動脈硬化関連因子の変化量と中学3年次のレプチン値との関連を検討。中3年男子のレプチン高値群で中1と中3の血糖変化量と体脂肪率変化量が有意に大きく、中3年女子のレプチン高値群でHbA1c変化量、収縮期血圧変化量、体脂肪率変化量が有意に大きくなっていた。中学生の世代からレプチン高値群で動脈硬化指標と関連した状態が成立しており肥満対策が重要であることが示唆された。
体力・栄養・免疫学雑誌,28(1),p.18-26