(修士論文)小学校国語科における『読むこと』の学習指導研究―『二律背反』する教育観を超えて―
「系統主義と総合主義」「能力主義と経験主義」「教師主導と児童中心」という「二律背反」の教育観を超えた学習指導方法を究明するために、学習指導要領の変遷を捉え、研究史を紐解き、実践史にアプローチした。その結果、二律背反する教育観を一元化する学習指導方法として、「単元構成の工夫」「言語活動の工夫」「学習材の提示の工夫」「発問の工夫」が有効な手立てであることを実際の授業を考察し立証した。
東京学芸大学大学院修士論文