日本古代史教材開発 ―古代生産技術教育史と河川型歴史教材―
わが国古代の生産技術教育を労働階梯制の存在に注目して解明・理論化した。その研究対象を民衆とそれにより近い人々におくことによって、民衆と国家との関係から技術教育の意味と意義を考察している。これを近代の教育課程史の成果にそって、教材へと発展させ、今日の中等教育における教育課程改革につなげている。その過程で、「河川型歴史教材」と筆者が呼ぶ新たな教材編成方法を提示し、今日の中
梓出版(全296 頁)