葛藤生起場面における夫婦間コミュニケーション・スタイル:尺度の作成と妥当性の検討
葛藤生起場面におけるコミュニケーションのあり方が、夫婦の関係性を形成するとの考えから、こうした場面におけるコミュニケーションを測定する尺度を作成した。項目を作成し、説明分散が自己評定にて59.9%、配偶者評定にて62.5%であった16項目からなる4因子解を適切と判断し、「なだめ」「問題への取組」「対立」「没交渉」と命名した。外部妥当性および弁別的妥当性を検討した。
人間文化創成科学論叢