「ひきこもり」と家族-親からのメール相談から-
第34回日本心理臨床学会大会シンポジウム(神戸国際会議場)
シンポジウムにて口頭発表を行った。「ひきこもり」を抱える親からの相談メールを基にひきこもりの子どもへの親の認識をテキストマイニングを行って分析し発表した。その結果、親と子どもの性別で認識が異なることが示された。特に子どもが20代の男性の場合には、母親では就業についての言及が中心であるのに対して、父親の認識は過去の出来事についての記述が多く、ひきこもりとなった原因が分からず困惑した父親の様子がうかがえた。親支援の重要性について考察した。共同発表者:岩藤裕美・青木紀久代・谷田征子