学校での教室座席と子どもの睡眠状況、メラトニン分泌パタンとの関連
小学 5・6 年生73 名を対象に、学校での教室座席と睡眠状況、メラトニン分泌パタンとの関連を検討した。その結果、唾液メラトニン濃度(夜−朝)が高値を示す者のオッズ比は、廊下群と比べ、窓側群で約10倍(オッズ比:10.179)であることも確認できた。これらの事実は、子どもの睡眠状況の改善やより良好な睡眠を得るために、教室座席といった視点も加味することが重要であることを示唆している。
発育発達研究