グループワーク時における立ち机の利用が大学生,大学院生の発言に及ぼす影響
大学生および大学院生を対象にグループワーク時の立ち机利用が発言に及ぼす影響を検討した。その結果、立位条件でも個人およびグループの発言、発話数は増加しなかった。開始 10 分までの発言、発話数の累積比率は、立位条件でグループ間のばらつきが小さかった。以上のことからグループワーク時の立ち机利用は、開始 10 分までの発言、発話密度をグループ間で同程度にすると推測された。
大阪体育大学紀要