Effects of change in residence to a mountain village on children’s melatonin responses
日本では、子どもの睡眠問題が深刻である。一方で、日中の受光、身体活動、夜間の暗環境が睡眠導入ホルモンと称されるメラトニン分泌の位相前進に有効であることが知られている。そこで本研究では、居住地を山村に移すことが子どものメラトニン反応に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした。その結果、居住地を山村に移す「山村教育プログラム」は、子どもの睡眠を改善する可能性があると考えられた。
Biological Rhythm Research