脳振盪の受傷経験および疑いを有する大学ラグビー選手の夜間睡眠は悪化しているか?
第11回日本アスレティックトレーニング学会学術大会、つくば国際会議場(オンライン開催に変更)
村山 未来、鷲谷 浩輔、田邊 弘祐ラグビー部に所属する男子大学生25名を対象に、脳振盪の受傷経験および疑いが夜間睡眠に及ぼす影響を検討した。その結果、入眠潜時はコントロール群に比して、脳振盪群で有意に長いことが確認できた。光の感受性が高まった脳振盪群では、室内光に対するメラトニンの分泌抑制の影響がコントロール群よりも強く表れた結果、入眠潜時が長かった可能性が考えられる。