本澤 直季、田中 良、前門 和磨、唐沢 佳惠、渡辺 晃、山田 直子、田邊 弘祐、鹿野 晶子、三浦 公平、野井 真吾
本研究では、世田谷区における子どもの頭痛の実態を把握し、生活要因との関連を検討することを目的とした。頭痛症状の有無を目的変数に、性、学年、生活状況(睡眠時間、朝食摂取、排便、外遊び、メディア利用時間)を説明変数に投入した多変量による二項ロジスティック回帰分析を行った。本研究の結果、男子に比して女子で頭痛症状を訴える者が多い様子が示された。加えて、朝食摂取、睡眠時間、排便などの生活状況との関連も示された。