肝糖新生酵素ホスホエノールピルビン酸カルボキシキナーゼを阻害したラットモデルの作製.
タウリンリサーチ 4(1) 41-43 2018年9月
松村正隆,小峰昇一,小林春輝,小林雄晟,城本 淳,宮川俊平,大森 肇.タウリン投与は長時間運動時の血糖低下を抑制する.そのメカニズムの一つとして,糖新生の活性化が示唆された.そこで,肝糖新生律速酵素阻害薬を投与し,糖新生が生じないラットモデルの作成を行った.阻害薬の適する濃度は300mg/mlであり,今後はこのラットモデルを用いてタウリン投与のメカニズムを明らかにする.松村の卒業研究.実験の提案や,手法と解析の指導,論文執筆の助言を行った.