継続的運動はDHEA産生増加を介して,Kupffer細胞(KC)貪食能の向上によるLPSに対する生体クリアランス増大と炎症応答の低下を誘導する.
第25回日本消化器関連学会週間(JDDW 2017 福岡) 2017-10-13 (福岡)
小峰昇一,秋山健太郎,蕨栄治,正田純一.継続的な走運動は,Kupffer細胞の異物貪食能の増大と,炎症応答の低下を誘導した.その背景には性ホルモンDHEAの関与が示唆された.In vitroにおける実験においても,DHEA添加群は炎症応答を低下させたことから,運動によるkupffer細胞の機能変化はDHEAが関与する可能性が示唆された.当報告は「JDDW 2017 優秀発表賞」を受賞した.