継続的運動はDHEA産生増加を介して、Kupffer細胞(KC)貪食能の向上によるLPSに対する生体クリアランス増大と炎症応答の低下を誘導する.
肝臓 58(Suppl.2) A635-A635 2017年9月
小峰昇一, 秋山健太郎, 蕨栄治, 正田純一.抄録集に記載された内容.運動負荷はKupffer細胞を賦活化し,エンドトキシンクリアランスを増大させるが,そのメカニズムは不明であった.血中DHEA濃度を解析したところ,運動負荷により増大したことより,DHEAが肝機能向上に影響を与える可能性が示唆された.