胃癌に対する胃切除後の早期経口摂取が入院期間に与える影響:多施設ランダム化比較試験
胃切除後の早期経口摂取の安全性と、術後の入院期間への影響を評価する多施設ランダム化比較試験を施行した。対象は胃癌に対して幽門側胃切除または胃全摘を受けた患者で、ランダムに早期経口摂食群(介入群)または従来の術後群に割り当てた。その結果DGでは在院日数に差を認めなかったが、TGでは介入群で有意に在院日数が短かった。しかし、術後合併症の発生率は、DG介入群で有意に高かった。
Surg Today