Dialectical Behavior Therapy(DBT:弁証法的行動療法)の個人サイコセラピーへの応用.
第12回日本認知療法学会, 東京.
学会発表原法ではかなり多くの時間と労力が必要なDBTを現実的に日本で展開していくにあたって、DBTの部分的試行として、DBTの重要な要素である感情調節技能(Emotion Regulation Skills)と、次のステップとして苦悩に耐える技能 (Distress Tolerance Skills)を取り上げ、個人サイコセラピーの中で試行してみた。その中での工夫や我が国の症例に適すると考えられるアレンジの仕方について報告した。