アルコール依存症入院患者の断酒への動機づけにおける看護援助について
断酒を前提とする治療を始めたアルコール依存症者の動機づけを高めるための看護援助の示唆を得ることを目的に、当該患者6名および対象患者の受け持ち看護師5名()を対象に半構成的面接を行った。KJ法による分類の結果、【他者との関係性の構築】【自己の認識と感情の振り返り】【自己内省による自信と不安の揺らぎと自己受容】の3カテゴリーが抽出された。
日本看護学会論文集: 精神看護 49号,p15-18