コルブの経験学習モデルを基にしたアクティブ・ラーニング型授業の実践と課題~情報リテラシー教育を事例として~
筆者は初年次教育科目「情報リテラシーⅠ・Ⅱ」を担当しているが、この科目では、反転授業やSIの活用など、主体的・協働的な学び、すなわちアクティブ・ラーニング(AL)を実践している。そしてAL型授業としての効果を一層高めるために「コルブの経験学習モデル」を採用し、「体験からの気づき」と「学習サイクル」を重視した。本稿では、上記取り組みについて実践報告を行うとともに、そこからみえてくる課題を考察する。
徳山大学総合研究所紀要 NO.40