初年次教育科目でのアクティブ・ラーニング型授業の実践と課題~ノート・テイキングを題材にして~
情報コミュニケーション学会 第19回研究会
近年、大学入学者の初年次教育が注目され、1年次の学びを充実させるとともに、それをもとに学士教育全体への応用や進学・就職あるいは社会へ出てからの学びに活かすものとしてどのように位置づけるかが問われている。報告者(庄司・寺田)は初年次教育科目である本科目において合同授業形式で開講し、アクティブ・ラーニング的技法を用いながら大学人基礎力を育成している。本発表では上記取り組みのなかで、特に「ノート・テイキング」について実践例を紹介するとともに、そこからみえてくる課題を考察した。