CSCLによるLMSの利用率向上と主体的・協働的な学びの促進-新入生の興味・関心を活かしたアクティブ・ラーニング型授業の一事例-
教育システム情報学会 第45回全国大会
本学(帝京平成大学)では以前より学生のLMSの利用率の低さと主体性や協働的な学習態度に課題があった。 そこで両者を解決することを目的として,初年次教育科目「コンピュータ演習Ⅰ」においてCSCLを取り入れ,自己紹介やそれに対する返信,さらには成果物の公開,他者との共有などを試みた。 その結果,以前よりLMSの利用率が向上し,同時に主体的・協働的な学びも促進された。 本稿では上記の実践報告を行い,新たに表面化した課題について考察する。