保育者養成課程における「教育課程論」の教授内容に関する一考察 -教科書から検討する-
平成29年の幼稚園教育要領等の改訂により、保育所保育指針では「保育過程」が「全体的な計画」と表記されるようになった。保育者養成校においても教科名をこれまでの「保育過程論」から「保育の計画と評価」や「保育・教育課程論」にするなど、工夫がみられ「教育課程論」と統合する、別の教科として扱うなど、差が見られる。本研究ではこの改定に伴い、教科書がどのように対応しているか2つの視点から検討を行う。
帝京平成大学 児童学科研究論集 第11号