発表者:植田央、向本敬洋、太藻ゆみ子、韓一栄、別府諸兄、大野誠
本研究は、バランスボールを用いた有酸素性運動の酸素摂取量と運動強度を測定することを目的とした。研究では、バランスボールを使った運動プログラムを実施し、運動強度とエネルギー消費量を評価した。結果からは、バランスボール運動は約3METsの運動強度で、活発な身体活動と考えられた。また、速歩の運動強度とエネルギー消費量はバランスボール運動よりも高かった。さらに、弾む動作の運動強度とエネルギー消費量は、転がす動作よりも高かった。この研究から、バランスボールを用いた運動が有酸素性運動として有効であることが示唆された。