稲垣足穂『少年愛の美学』の読書論的研究―念者としての語り―
稲垣足穂『少年愛の美学』を、読書行為の場として再検討し、その行為遂行的な言語戦術を分析した。そして地方同人誌を舞台に読者の積極的な参与と作者の編集という生成過程がもたらした方法としての実践的な語りを明らかにした。
研究プロジェクト報告書「パフォーマンスの民族誌的研究」