口蓋裂言語検査による鼻咽腔閉鎖機能の評価ー内視鏡検査、側方頭部X線規格写真との関連ー(査読あり)
4~7歳で鼻咽腔閉鎖機能を精査した口蓋裂初回手術後の48例を対象として、重み付けカッパ係数を用いて評価者間の音声言語4段階評価の一致度、音声言語評価と内視鏡、セファログラムによる客観的評価の一致度について解析し、音声言語評価の信頼性、妥当性について検討した。その結果、内視鏡と、熟練した言語聴覚士の音声言語評価の一致度は良好であるとの知見を得た。
日本口蓋裂学会雑誌