安井寅吉『柔道整復術』内容に関する一考察
第19回日本柔道整復接骨医学会学術大会,富山国際会議場
著者:服部有希子、木下美聡 1920年、柔道整復術は法的に公認された。これに伴い試験科目に準じた教科書として『柔道整復術』(1921)が出版された。同書は、茂木藏之助『新撰外科總論』(1920)、松本喜代美『臨牀小外科』(1915)、足立寛譯術『整骨圖説』(1900)を主に参考としている。本発表ではこれら三冊を入手、『柔道整復術』(2010)との内容を比較検討した。